モバイルサイトにおけるユーザとの接点

ホームページ構築の依頼の際、併せてモバイルサイトの依頼も受ける機会が増えています。
モバイルビジネスの市場規模や1人1台と言われる携帯電話の契約者数を考えると当然でしょう。

しかし、ユーザとの接点を無視して、通常のPC用ホームページの簡易版を作った程度に留まっているパターンがまだまだ多いようです。そのモバイルサイト本当に必要でしょうか?と疑問に思う事があります。

例えば、BtoBの企業のモバイル版コーポレートサイト。
取引先や見込み客が忙しい平日にわざわざモバイルサイトにアクセスして会社の情報を閲覧するでしょうか?

PC版とモバイル版の並存が必要な場合は、ユーザがサービスを受ける際、会社や自宅の場合と外出先や移動中といったようにシーンが異なっても同じサービスを受けたい場合、ユーザ側に使い分けてもらう事で利便性を向上させる事が目的ではないでしょうか。

同等のサービスとまではいかなくてもPC版で提供しているサービスを一部モバイルで補完したり、逆にQRコードや空メールで、まずはモバイル端末でコミュニケーションを図り、後からPC版で詳細な情報を伝えるといった手法も店頭のキャンペーンなどではよく見られます。

ターゲットとしているユーザとの接点がどこにあるかをしっかり考える事がポイントですね。



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