情報の主導権

インターネットの黎明期では、情報の発信者は一部の技術者や企業、団体であり、他のメディアを含めてもそれらに主導権があったと言えます。
しかし、当時情報弱者であったユーザが現在は逆に主導権を握っており、社会に対しての影響力も十分にあります。

理由として考えられるのは、検索エンジンやRSSリーダといったサービスの登場により容易に精度の高い情報に触れる事が出来るようになった事と、ブログやSNSといった個人の情報発信やネット上のコミュニケーション手段の敷居が低くなった事ではないでしょうか。

現在のような状況下では企業や団体から一方的に送られてくる「広告」の匂いのする情報の影響力は薄れ、ユーザは玉石混交とはわかっていても、ひょっとしたらわかっていなくても先に上げたようなツールを駆使して自分なりの解答を探し、判断を下します。
また日常受ける情報量が多い為、自分のとって必要かどうか短時間でジャッジしています。

ユーザの求める情報が何か、ユーザに響く言葉は何か、昔以上に精度が求められる時代であるといえます。




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