SNS運用代行
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SNS運用の目的
SNSとはソーシャルネットワーキングサービスの略で、登録したユーザー同士が交流できるインターネットサービスのことです。
SNSの利用者率は日本全体で60%、7,523万人にのぼっています(総務省通信利用動向調査2018)。
とりわけ13歳~40代は利用率70~80%、50代は60%と、若者や子育て世代、働く世代の生活にSNSは欠かせないものとなっています。SNSの普及により、いつでも手軽に情報を発信し、双方向のやりとりができるようになりました。
企業においてもSNSの活用は不可欠となっており、「企業のブランディング」「広報活動」「キャンペーン利用」「サイト流入増加」などを目的に運用されています。
SNS運用のメリット
- 新商品やサービス、季節情報をスピーディに発信できる
- WEBサイトよりも親しみやすい内容や言葉を用い、ユーザーに受け入れられやすい
- ユーザーとの双方向のコミュニケーションが取りやすい
- 企業を知らないユーザーにも情報を届けることが可能
- ユーザーにとって有益な情報はシェアやリツイートされて拡散される
- WEBサイト内のブログやサービスページなどのコンテンツと連携しやすい
Point1 SNS運用はコンセプト設計から
SNSは気軽に始められることが特徴ですが、軸をしっかり決めておかないと、一貫性のない発信になってしまいます。特に複数人で運用するときにはコンセプト設計に基づいた投稿内容の作成が重要です。
「誰にどんな情報を届けたいか」まずはターゲット選定とSNSで発信する投稿内容を明確にします。SNSの運用チームを社内に立ち上げ、ワークショップの場で意見を書き出すことも有効です。
ターゲットが決まると、投稿ルールを作成。投稿ルールとは、文章のトーンや投稿時間、統一する表記のこと。フォーマル感を出したいなら「ですます調」に、若者向けであれば「話し口調」と、企業の見せたい姿によって言葉づかいを変えます。Instagramはコンセプト設計時にハッシュタグの設計も行います。また、投稿時間や稿頻度も決めておきます。
Point2 特徴を踏まえたSNSの選択
代表的なSNSにはFacebook、Instagram、Twitter、LINEなどがありますが、企業の目的や業種、配信内容、ユーザー属性にマッチしたSNSを選択する必要があります。
●Facebook
日本のユーザー数は2600万人で減少傾向にあります。メインターゲットは40~50代とやや中高年層。ユーザーの男女比率は男性の方が若干高くなっています。
実名制のため信頼性が高く、リアルな友人関係がFacebookでもつながっています。地域のネットワークが強いことも特徴。
●Instagram
日本のユーザー数は3300万人で2015年から4倍に増加しています。メインターゲットは10~20代の男女で、30代の利用も増えています。
シェア機能はないため拡散性は弱いものの、ハッシュタグで求める情報を検索するなど、情報収集のツールとしてユーザーに活用されています。
●Twitter
日本のユーザー数は4500万人と多いですが、ユーザーは横ばい傾向。10~40代までの幅広い世代に支持されています。
短文でタイムリーな情報をすばやく投稿することができます。リツイートされることでフォロワー以外にも投稿内容が拡散され、認知度向上につながります。
●LINE
日本のユーザー数は8400万人で、幅広い年齢層に利用されています。
LINE公式アカウントを使うとユーザーに直接メッセージを配信できることが特徴。スタンプや画像、動画などのコンテンツや、クーポンやアンケートといった機能も充実しています。
※利用者数や状況は2018~2019年のデータに基づきます。
Point3 読ませるSNS投稿文の作成
SNSのよさは短い文章ですばやく情報を得られること。長い文章はかえって最後まで読まれず効果が半減してしまうことも。
適切な文字数は、Facebookが200~300字程度、Instagramは100字~200字程度です。また、短いからこそ1つの投稿文での文章の重複は避けたいもの。伝えたいポイントを絞り、情報を凝縮して発信します。イベントの日付は西暦から曜日まで記載し、住所は県名から書くといった、いつ誰が読んでも分かりやすい配慮が大切です。
Point4 魅せるSNSコンテンツの作成
とくにInstagramは「インスタ映え」の名の通り、ビジュアルに特化した投稿が特徴で、写真やイラストのクオリティがフォロワーの増加を左右します。
企業アカウントのSNSではカメラマンによるSNS投稿に最適な、安定した品質の写真を用意しておくことも効果を生み出すポイント。
また、Instagramでは文字を読まなくてもスワイプするだけで情報が得られるイラスト投稿も増えています。
Point5 SNSのビジネス効果
SNSのビジネス効果は大きく3つあります。
1つめは、ユーザーによる企業サービスの拡散。
SNSを通して、企業のファンとなったユーザーは自ら企業のSNS投稿をシェアし、商品やサービスを拡散してくれます。SNS投稿の反応からユーザーや消費者の興味関心の高さを推し量ることもできます。
2つめは、企業ブランディングの浸透。
SNS投稿とWEBサイト内のブログやサービスページなどのコンテンツと連携することにより、ユーザーをWEBサイトへと誘導します。これによりユーザーの企業への関心を高める機会にもつながるでしょう。
3つめは、販売サイトやキャンペーンへの誘導。
Instagramのショッピング機能は、投稿画像に写っている商品から通販サイトへと誘導することができます。SNSで商品を見つけ気に入ったユーザーがすぐに購買行動を起こすことも。SNS投稿が直接、販売チャンスにつながります。
とはいえ、SNSの運用を開始しても、すぐに売り上げや問い合わせにはつながりづらいものです。継続して投稿することにより、少しずつファンを育てていきます。
SNSの運用は、ユーザーの心を動かし想像以上の成果につながる可能性を秘めています。
GOFIELDは企業のSNS運用について、コンセプト設計、運用計画の作成、投稿記事の作成、分析と運用全般の代行も行っています。