アルミ缶を集めて全校生でパーティーを-香川大学教育学部附属高松小学校の取り組み

香川大学教育学部附属高松小学校の緑5組の皆さんから、アルミ缶集めの協力依頼をいただきました。
縦割り創造活動の研究授業の一環として、アルミ缶を集めて換金し学校でパーティーを開く事が目的。
1年生から6年生の年齢の異なる子どもたち34名がグループになり、目標を達成するために話し合いながらプロジェクトを進めているそう。

子どもたちが用意してくれたポスターや手紙にはプロジェクトの趣旨が分かりやすくまとめられていました。

  • いつまでにどのくらいの量のアルミ缶を集めることを目標としているか
  • アルミ缶をどこでどのように使うか
3kg=345円
アルミ缶1個1g(1円玉と同じ重さ)
1袋=約30円

情報伝達力とプロジェクト進行能力の高さがうかがえる緑5組さん。どのようなパーティーが開かれるのか楽しみです。

2019年12月19日追記
緑5組さんより、目標金額に達してパーティーが開催されることになったとの連絡が。
全校生徒やお世話になった方を招待する2月の本番を前に、今回はミニパーティーにご招待いただきました。


教室に入ると手作りのスタンプラリーの用紙を選ばせてくれました。
これを持ってゲームのエリアに進むと丁寧に解説をしてくれて、スタンプを押してくれます。ゲームに興じていると全員参加のビンゴ大会がスタート。
元気な男の子数名が教室の前方と中央で場を盛り上げます。数字は黒板に書かれるので見逃すこともありません。テンポのいい進行で数字が読み上げられるたびに一喜一憂。ビンゴが出ると、なれた様子で数字の確認をして景品のブースへ誘導されます。素晴らしい役割分担。


もちろん子どもたちだけでの企画。景品は換金したお金を使って、自分たちでお店に行って材料を購入してラッピングしたそう。
景品が足りない様子を察知すると、手際よく追加で準備を始めているチームの姿も。

雑貨を手作りしている女の子たちが「どれが良いですか?」と声をかけてくれました。手にはミニマフラー。ここまでおもてなししてもらえると思っていなかった大人たちは感動。


最後に子どもたちの思い出が詰まったハーバリウムを見せていただいて、ミニパーティーはお開き。
こちらも、アルミ缶を換金したお金で材料を購入した作品です。

アルミ缶の換金はクラスの男の子からの発言から採用されたそう。
どうすれば自分たちだけでお金を集めることができるのか、その手段となるアルミ缶を集めるためにどのような行動をとれば良いか。知恵を絞って目標を達成した緑5組さんはミニパーティーのプログラムもさすがでした。
ご招待いただき、ありがとうございました。


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