意外に少ないですね。

先日、アクセス解析結果を報告した際にお客様から
"意外にアクセス数が少ないですね。"
とコメントをいただきました・・・。

自社ウェブサイトのアクセス解析結果を聞くのは今日が始めてという方が担当だったのですが、
運用担当者としてはドキッとするコメントです。
(アクセス解析結果は業界平均よりも上なのですが。)

特定のキーワード検索では上位に入っているのですが、
・他の競合サイトよりも下位な場合がある。
・ウェブサイトからのお問い合わせが伸びていない。
と、まだまだ改善をしていく必要があります。

SEO対策の実施するのも大切なのですが、コンテンツの内容も考える必要があります。

あるウェブサイトがあり、そのサイトはターゲット層を絞るためコンテンツの内容は、そのターゲット層の方が読めばわかるものとなっているとします。

そこに"こんな製品はないかな"と、ターゲット層には近けれどもあまり詳しくないユーザ様が、検索キーワードで訪れたとします。
ユーザはどのような行動をとるでしょうか。

1.じっくり読んでからお問い合わせをする。
2.ある程度読んでお気に入りに登録する。
3.ざっと読んですぐに去る。

極端な3択ですが"3"が多いのではないのでしょうか。
なぜなら、そのターゲット層のユーザ様が閲覧すればわかりますが、はじめてのユーザ様にはわからない内容だからです。

その業界のユーザからのアクセスが100%お問い合わせにつながり、そこからの売り上げで経営がたつのなら良いのですが、そんなことはなかなかありません。
ウェブサイトからのお問い合わせを数を高めるには、

"必要としているユーザ様"からのアクセスの他に
"必要かもしれないユーザ様"からのアクセスを考える必要があるのではないでしょうか。

100件の訪問で3件のお問い合わせがあるとします。
コンバージョン率は3%ですが、3/100よりも300/10000の方が同じ3%でもお問い合わせ件数が多いので良いですよね。

そうなるには母体数を伸ばす事が必要です。

ターゲット層を絞るこては大切ですが、絞りすぎて"必要かもしれない"ユーザ様を取りこぼしていないでしょうか。


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