ソーシャルメディア上の広告

弊社では自社通販サイト運営を行っている事もあり、ネット広告の営業電話をよくいただきます。
○○PVのポータルサイトでバナー広告が云々というお話をされ、クリックスルー率は?と質問するとモゴモゴ・・・あまり効果は期待できないんでしょう。

インターネット・ウェブサイトの初期はネット上に情報が少なく、バナー自体も珍しかったのでクリックスルー率50%というのもざらにあったようです。
年々下がり続けて今は平均0.1%ぐらいといったところでしょうか。その先のコンバージョン(成約)を考えるとかなり厳しい数字です。
ソーシャルメディアに長く滞在しているいわゆるヘビーユーザーはどうかというと、よりコンテンツに集中したいという傾向が強く、広告をクリックする確率は更に低いと言われています。
ソーシャルメディア上に「いかにも広告」といった表現が不向きというのはFacebookのユーザの方は実感できるのではないでしょうか。

ソーシャルメディアでつながった自分の趣味・嗜好の合う友人がいいと思った、あるいは購入したといった情報が目に止まり、詳細を閲覧するなど自然な形で情報が届いて誘導、ユーザを味方につけてユーザどうしをつないで行くといった行為が消費行動につながって行く、そんな時代がもう始まっています。


関連記事

失敗しないホームページリニューアルマニュアル