3社合同企画「採用設計を見直す体験型ワークショップ」を開催
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「就職説明会に出展しても自社のブースに学生が来てくれない」
「どうすれば求める人材に自社を選んでもらえるのか」
定例会では採用にお困りの声をよく耳にしていました。そんな声を受けて、2020年1月27日(月)に採用活動に悩みを抱える企業を対象としたセミナーを開催しました。
3社それぞれの立場から採用施策の核心に迫る
採用施策の目的は、自社の求める人材を採用すること。
採用の手法も求職者の価値観も多様化する中、採用施策をどう組み立てて実行していけばよいかを体験型ワークショップを通して整理しました。
企画はGOFIELD、株式会社デルタマーケティング、一般社団法人四国若者会議の3社。
GOFIELDの代表は営業部 部長の宮井。これまでも高松市主催の「瀬戸たかまつ 首都圏交流会」で講演し、地方で働く魅力などを発信してきました。
株式会社デルタマーケティングは、採用メディアによる求人広告・人材紹介業を行う企業。久保田さんは東京で働きながら地元香川に貢献したいという思いを持ち続けており、この度一緒に企画することに。
一般社団法人四国若者会議は、四国の若者の働き方やライフスタイルを伝え、つなげる場づくりを提供する組織で、代表理事の瑞田さんが参加してくれました。
また、ゲストとして香川大学経済学部の西成先生が参加。宮井は西成先生がサポートする学生プロジェクト「なえどこ」で講演したことがあり、以前より交流がありました。
セミナーには香川県内の6企業から9人の方が参加。
1部 採用活動疑似体験ワークショップ
2部 学生×企業の場づくりディスカッション
の2部構成で行われました。
採用設計とは「だれに」「何を」「どうやって」伝えるか
採用設計とは一口にいえば「だれに」「何を」「どうやって」伝えるかの戦略づくり。
1部では、企業の方に実際に「求める人材」を書き出してもらいました。
たとえば「コミュニケーション能力の高い人」と挙げ、それをさらに深堀りします。
「年配の方と話すのが苦にならない」
「話し上手というより聞き上手」
これにより募集要項には「こんな人が向いています」とパーソナリティの記述ができ、面接で聞くべき質問項目の整理もできます。
また、同じ営業職の募集でも「広告代理店」と「ホームページ運用保守代理店」では得られる職能や事業形態が異なります。
このように求める人材を具体化することにより、学生と企業のミスマッチを防ぐことができます。
2部は一般社団法人四国若者会議の瑞田さんと西成先生のトークセッション。
最近の若者は「この会社に入り何ができるか」を軸に選ぶ傾向が高まっていると、若者のリアルな声を伝えてくれました。それを踏まえ企業は何ができるかを明確にすることが大事だと教えてくれました。
ウェブサイト+SNS+オフラインで戦略的な施策を
採用設計とは「どんな人材が来てほしいか」と「どんなキャリアが描けるのか」の情報を求職者に届けること。採用サイトだけで解決できるものではなく、SNS広告やオフライン施策を組み合わせた多角的な戦略が必要です。
今回、改めて悩みを話し合える場がほしいと思っている企業の多さを実感。
GOFIELDは今後も定例会を通して、お客様の共通課題の解決に向けたセミナーを企画していきます。