【2022年10月追記】香川県の「働き方改革かがわモデル」企業に選定され、3S活動に取り組みました。

GOFIELDは、2018年度に香川県「働き方改革かがわモデル」に選ばれ、専門家にアドバイスをもらいながら3S活動(整理・整頓・清掃)に取り組みました。
半年間の活動で、ハード面では約5トンの品物や書類などを処分、ソフト面では社内データを整理しクラウド上で一括管理化へ。
メンバー全員が参加した3S活動は、業務の効率化のみならず、GOFIELD全体の働き方の意識改革につながりました。


3S活動

「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりました。
これから日本は「生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など働く方のニーズの多様化」といった状況に直面するという問題意識のもと、国は生産性の向上とともに個々の事情に応じた多様な働き方を選択できる社会の実現を目指しています。

多様な働き方を受け入れるために業務効率化を

GOFIELDでは以前より短時間勤務やフレックスタイム制、子連れ出勤などを導入してきました。
一方で多様な働き方を受け入れるためには、作業工程の時間短縮や作業方法を見直すことが必要だと感じていました。


素敵にたかまつ女性活躍企業の表彰式

子連れ出勤、短時間労働、イクメン・イクボス研修の取り組みにより素敵にたかまつ女性活躍企業に認定・表彰


そこで、香川県様の「働き方改革かがわモデル」に応募。多様な働き方を実現するための土台ともなる「3S活動」にメンバー全員で取り組むことにしました。

1人1人が自分ごととして取り組み、よい循環を生み出す

2018年7月、働き方改革推進の専門家である仲井京子さんをアドバイザーにお招きし「3Sとは?」の講義からスタートしました。
3Sの目的は安全・快適・効率的な職場をつくることですが、真の目的は「守ることを決めて、決めたことを守る」こと。メンバー全員が自分ごととして取り組み、「環境が改善」→「気持ちもよくなった」→「またやりたい」というよい循環を生み出すことが大切とアドバイスいただきました。


仲井京子さんの3Sの講義の様子

仲井京子さんの講義

仲井京子さんの3Sの講義の様子

問題を書き出し場所・物・情報・心に分類

目標を大きく越える5トンの不用品を廃棄

スタート前に悩んでいたことは、社内に物や書類が多いこと。
まずは自分の机まわりと部署ごとに物を全部出し、整理しながら必要な物と不用な物を分別。不用品の廃棄目標を1トンにしていましたが、最終的には約5トンの書類や棚などを処分しました。


3S活動以前の棚

Before

3S活動以後の棚

After

利用頻度の高い機材や書類は保管場所を写真で表示し、持ち出す際に必要な部品も分かるように。


袋に無作為に入れていたプロジェクター用品

Before 袋に無作為に入れていたプロジェクター用品

整理したプロジェクター用品

After 持ち出し用品がひと目で分かるように


保管場所を写真で整理した棚

保管場所を写真で整理


次に社内データの整理に着手。社内データは保存場所が4カ所に分かれていて、何がどこに保存してあるのかを探すにも時間がかかっていました。そこでクラウド上に移動し一元管理に。フォルダ名などの運用ルールを決めて、誰もがすぐに探し出せるようにしました。

クラウド上のデータは社外からもアクセスができるため、たとえば営業がデータ確認のために会社に戻ったり、社内からデータを送ってもらったりという時間のロスもなくなりました。 もちろん個人情報や機密情報にはアクセス制限を設け、セキュリティ面に十分配慮しています。


社内データをクラウド上で管理

業務効率化の面では、ホームページの制作管理に新しいソフトを導入しました。それまでは各自がタスク管理ツールを使っていましたが、そのタスク管理ツールとガントチャートツール(*1)を連結させて、チーム内で進捗を把握できるようになりました。

(*1)ガントチャートとは、横軸に日付、縦軸にタスクを記入し、プロジェクト全体のスケジュール管理ができる表のこと。


タスク管理ツール

タスク管理ツール

ガンチャートツール

ガンチャートツール

小さな改善がやがて企業風土になる

3S活動は業務効率化につながった上に、1人1人が「もっと効率的なやり方はないか」とアイデアを出し合う風土が社内に芽生えました。導入を検討しているテレワーク(在宅勤務)を一歩推し進めるプラス材料にも。
3S活動は定着することが大事。これからもメンバー全員でよりよい職場環境を目指して試行錯誤し、1人1人が活き活きと働けるGOFIELDにしていきたいと考えています。


働き方改革かがわモデルの冊子

働き方改革かがわモデルの冊子

働き方改革かがわモデルの冊子

GOFIELDの取り組みも紹介されています

職場環境改善委員会(5S委員会)を設立

3S活動から3年が経過し、少しずつ社内に物が増えていることもあり、2022年6月、3S活動に「清潔(きれいな状態を維持すること)」「しつけ(きれいに使うように習慣づけること)」を加えた5S活動を推進する、職場環境改善委員会(5S委員会)を設立しました。

月に一度ミーティングを実施し、進捗報告や今後の計画案を共有。
日頃から常にアンテナを張り、不便に感じるところはないか、より改善できるところはないかを探し、全メンバーに呼びかけながら5S活動に取り組んでいます。

安全性の確保・快適な職場環境のための取り組みも進めています。


段差の注意を促すテープ

デスクの脚に合わせたテープで整列しやすいように

月に一度、全体朝礼の日に合わせてオフィスの周辺のごみ拾いを実施。


その他実施事項

  • 社用車の清掃マニュアル作成
  • 網戸の設置
  • フックの設置
  • 不用品処分
  • 朝出勤時にルンバ作動ルーチンを導入

計画事項(予定)

  • フリーアドレスエリアのコード置き場の設定
  • 窓拭きマニュアル作成
  • キッチンの掃除マニュアル作成
  • 玄関マットの新調
  • ルーバーのメンテナンス
  • 掃除用具の見直し

関連サイト

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