デザインについての考え方

こんにちは、皆見です。

ホームページはある意味会社の顔になるわけですから、デザインにかなりこだわりをもたれる方も多く、実は一番仕様が決まりにくいところでもあります。また、企業ブランディングはもちろんですが、同様に使い勝手や情報の閲覧性なども考慮の上進めていかなくてはなりません。

業者選定の際、まれに基本的なデザイン部分だけ社内に絵心があるスタッフがいるからその人にやらせたい、お抱えのデザイナーがいるからその人に任せたいといったご要望をいただくことがありますが、ほとんどの場合がとても使いにくいホームページに仕上がってしまいます。ここはやはりプロの制作会社に任せるようにしましょう。見た目だけではなく、構造や機能性、更新時の柔軟性を見据えたデザインがホームページの場合必要です。

まずは発注先のデザイナーにデザインイメージを伝えなければいけませんが、会社のロゴやコーポレートカラー、ブランディングの方針、主要サービスの趣旨などをきちんと伝えます。そしてデザインテイストに関しては「高級感はいらないので親しみやすい感じ」「シンプルで洗練した感じ」「エコな感じ」など、この段階ではまだ漠然とした形でいいのでイメージを伝えましょう。
手っ取り早くイメージを伝えたい場合はデザインが気に入っている他社のホームページを提示してください。これら情報を元にデザイナーがラフデザイン案をいくつか制作しますので、それをブラッシュアップすることになります。

修正したデザインが再度提出されるので、確認して更に直したい点などがあればまたデザイナーに依頼をかけます。この作業を数回繰り返してデザインを確定させ、その後コーディング作業に移ることになります。
お客さまによってはなかなか納得いただけず、数十テイクも修正を重ねることもありますが、「新規コンテンツ、機能追加の考え方」の項でも述べましたように、デザインに関しても公開後のユーザの反応を見ながら随時改善を行っていくものですから、最初からそこまで根を詰める必要はないように思います。
それよりはリニューアル公開後の戦略、戦術立案などの準備に注力すべきです。


ホームページ制作は香川県の株式会社ゴーフィールド


関連記事

失敗しないホームページリニューアルマニュアル