【讃岐金属有限会社様】事業の専門性と企業姿勢の見える化。認知拡大と採用につながるウェブサイト
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事業の中身を可視化。分かりやすさと信頼感を備えた情報発信
讃岐金属有限会社様は、香川県観音寺市にある鉄スクラップの回収・加工・選別を行い、製鋼原料として製鋼メーカーに出荷をしている企業です。
専門性の高い事業を展開する一方で、これまでコーポレートサイトが存在せず、業界を知らない方々や求職者に向けて「どのような会社なのか」が十分に伝えられていませんでした。
あまり聞き馴染みのない製鋼原料事業の認知拡大と採用の強化を目的に、事業の専門性や企業の姿勢が伝わるウェブサイトを目指しました。

- 課題
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- 会社の事業内容を伝える手段がなかった
- 採用面で認知度が限定的だった
- 他社との差別化ポイントである品質へのこだわりが伝わっていなかった
- 成果
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- スクラップ処理の工程や買取対象の明確化により、事業の全体像と専門性が伝わる構成を実現
- 事業・採用の両面で、ウェブサイト経由の問い合わせを獲得
- 品質へのこだわりを丁寧に伝える構成とデザインにより、自社の強みの発信が可能に
“何をしている会社か分からない”を解消する情報発信サイトを構築
これまで讃岐金属様にはコーポレートサイトがなく、どのような事業を行っている企業なのかが外部からは分かりづらいという課題を抱えていました。
「製鋼原料について」のページでは、回収から選別、納品までの工程や、扱う素材の特徴を写真やアイコンを用いて分かりやすく紹介。業界を知らない方にも理解しやすいよう、専門用語を避けた平易な文章で構成しながら、製鋼原料が日本のものづくりにおいていかに重要な役割を担っているかを丁寧に伝えています。
また、「金属買取品目」ページでは、フライパン、キッチンばさみ、アルミ缶、脚立など生活に身近な具体的な品目名を掲載。さらに、買取の流れを段階的に整理し、初めて利用する方にも安心して持ち込み・相談ができる導線を設計しました。
社員の声と職場の雰囲気が伝わる採用ページ
これまで採用に関する情報発信が限定的で、応募は社員の知人など限られた経路に偏っていました。今回のウェブサイト制作では、「会社を知る」「仕事を知る」「社員を知る」の3つの視点から構成された採用コンテンツを用意。企業の姿勢や事業内容をはじめ、実際の仕事内容や求める人物像、適性のある性格について紹介しています。「社員を知る」ページでは現場で働く社員に直接インタビューを実施し、入社のきっかけや会社の雰囲気をリアルな声で伝えています。

企業らしさを伝えるデザイン
鉄を扱う企業としての特徴を視覚的に表現したいというご希望から、鉄が溶けていく様子をグラデーションで表現。また、ロゴのモチーフに合わせて写真をダイヤ型にレイアウトすることで、統一感のあるデザインに仕上げました。
サイトに使用している写真は、プロのカメラマンが撮影を実施。キービジュアルには、迫力ある現場の様子を写した一枚を採用し、臨場感とスケール感を演出しています。
ウェブサイト制作後、その構成やデザインをもとに会社案内パンフレットも制作しました。オンライン・オフラインを通じて、企業の一貫したブランディングが実現しました。
採用と営業を支えるサイト設計
本プロジェクトでは、製鋼原料事業や具体的な取扱品目を紹介する金属買取品目の紹介に加え、仕事内容や働く環境を伝える採用コンテンツで、初めて訪れた方にも信頼感を持ってもらえる構成としています。
実際に、採用ページやサービス紹介ページをきっかけに問い合わせが寄せられており、情報発信の成果が現れています。