June 15, 2005
各省庁の情報システム運用費、1000億円弱の削減可能?
こんにちは、Mr.Xです。仕事が詰まってるのに投稿してます。
中央官庁が保有する、大型コンピュータシステムの運用費関連の記事が、YOMIURI ONLINE に掲載されておりました。
ここ最近コンピュータ専門誌やビジネス専門誌では度々取り上げられていましたが、一般の新聞サイトでも実態の一部が表面化しました。
■省庁のITシステム運用費、950億円削減可能が判明(YOMIURI ONLINE より)
この中で紹介されています社会保険庁の「社会保険オンラインシステム」ですが、ITベンダー側(NTTデータ、日立製作所 etc)の問題も有りますが、発注側の社会保険庁がITベンダーに丸投げしている姿勢もかなり大きな問題だと思われます。
この様な事例は、他の中央官庁・地方自治体等でも多く見られ、基幹系のIT関連システムの主契約者が二十数年以上同じITベンダーが随意に近い形で契約している事例は珍しい事ではないのです。
受注側の大手ITベンダー(富士通、日本電気、日立製作所、NTTデータ等)に全てを期待するのではなく、発注側である中央官庁・地方自治体が真の目利きにならないと、この様な状況は未来永劫続くと思われます。
IT産業の育成の為にも、より門戸を拡げて欲しいものです。
※関連サイト
■社会保険庁 ウェブサイト
http://www.gofield.co.jp/mt2/mt-tb.cgi/276
Mr. X様、楽しくエントリーを日々拝見させて頂いております。森田さんコメント欄からでしゃばって出張してきた自称「IT界の市原悦子」です。
さて、
中央官庁の丸投げ体質、納税者としては由々しき問題なのですが、過去実際に目にしたのが、
・日本のITベンダーが海外取引先に「見学」と称してやってくる。
・しかもそのベンダーの営業の後ろにはJETROの現地オフィスがからんでいる。
・更にそのJETROが「呼んできた」形で中央官庁の「御役人様」やら凄い時は政治家御本人が2時間だけ、等という強行スケジュールで現地取引先のCEOへの直接面談を取り付けてやって来る(勿論アテンドの人数がテクニカル・チームより多い)、
なんていう形ですと、一体何時になったらこういった形での無駄遣いが無くなるのか不安になりますね。
ベンダー間のやり取りも、実は本当に重要な事項は予算的には巨額なプロジェクトでも無駄遣いのパーセンテージは大変低かったという事と比較しても、いやはや皮肉です。
IT界の市原悦子さん>
こういう生々しい情報は日本のベンダーにいてもなかなか実感できないものです。ほんまに。ましてや納税者は・・・。
日本のITベンダーの海外見学ですね。
殆どが報奨旅行の様なものなので、お付きの人が沢山ゾロゾロくっついて行ってしまいますね...
取引先を2時間~3時間見学して、後はゴルフとショッピングモールでのお買い物というパターンが多い様な。
少人数での行動と決断ができない、典型的なパターンですね。
コンピュータショー(COMDEX等)が盛況だった頃にも同じ様な状況が、そこらかしこで...繰り広げられた気が。
CONDEXとINTEROP・・・あれはそのお祭り騒ぎのみの為にあったような(爆)。日本からのお客様を御出迎えする立場だったのですが、ホテル抑える段階からして大騒ぎでした。
先日も某「日本人では知らない人のいない大手ベンダー」の社長が西海岸に木曜着、翌週の火曜朝帰国、という素晴らしいスケジュールでいらっしゃって、しかも土曜には車で片道4時間の某国立公園に現地社員の運転で行き、日曜日には日帰りでNYにミュージカルを観にゆかれた(当然現地の営業と日本からのアテンド軍団が一緒)との話を聞きつけて、呆然としてしまった所でした。
日本の名誉の為に(笑)、
一応旧・大蔵省と防衛庁は複数回にわたり直接プロジェクトチームを海外に派遣していたのを記憶しています。
地球シミュレータなどは日本人として誇って良いプロジェクトだと思っていたのですが…
その実、どうなんでしょう。
皆さんのコメント拝見していると不安になってきます。
地球シミュレータは日本が誇るべきシステムだと思います。非軍事目的のシステムとしては最大の性能を誇っていますし、実性能は今でもトップと言って過言ではないかと思います。
ただ、日本電気に完全依存なシステム(製造面等)ですので、どこまでこのアーキテクチャを続ける事が出来るかが問題ですね...汎用性が無い仕組みでも有りますので。
あくまでも私見ですが。
Posted by: 福岡の住人より : June 19, 2005 08:15 PM